皮膚感染症

皮膚感染症の主な症状

水疱性皮膚病

とびひ(伝染性膿痂疹)

疱や膿疱、びらん、かさぶたがあり、かゆみ、痛みを伴うことがあります。感染部位の周囲に赤い輪が現れることもあります。

炎症性皮膚病

蜂窩織炎

皮膚の赤く腫れた頑丈な塊(蜂窩)が形成され、発熱、疼痛、局所の腫れが見られます。

丹毒(たんどく)

皮膚の赤さ、腫れ、熱感、疼痛が現れ、リンパ節の腫れや発熱が伴うこともあります。

ニキビ(にきび)

毛穴周辺の皮脂腺に細菌が感染し、白い膿や赤みのある腫れ(吹き出物)が現れます。

炎症性斑点・斑紋性皮膚病

紅斑

皮膚の表面が赤くなり、広がる炎症、疼痛、かゆみが現れます。

その他の感染症性皮膚病

皮膚感染症の主な病因

細菌感染による皮膚病の主な原因は、様々な細菌が皮膚に侵入することです。代表的な細菌には黄色ブドウ球菌や連鎖球菌などがあります。以下に代表的な皮膚病とその原因を紹介します。

とびひ(膿痂疹)

とびひは、主に黄色ブドウ球菌や連鎖球菌による感染が原因です。皮膚の傷口や虫刺されなどから侵入した細菌が、膿をためてかさぶたができる症状を引き起こします。

おでき(膿疱症)

黄色ブドウ球菌が毛穴や皮膚の傷口から侵入し、膿をためて腫れる症状がおできです。細菌の増殖により炎症が引き起こされます。

蜂窩織炎(ほうかしきえん)

主に連鎖球菌によって引き起こされる皮膚感染症で、細菌が皮膚の深部に侵入し、赤く腫れて熱を帯びます。

びらん(ただれ)

様々な細菌感染によって引き起こされる皮膚のただれで、皮膚表面が赤く腫れる症状です。

皮膚感染症の主な治療方法

細菌感染の治療法は、感染の種類や症状の重さによって異なりますが、一般的な治療法には以下のようなものがあります。

抗生物質の使用

細菌感染を治療する際には、一般的に抗生物質が処方されます。抗生物質は感染した細菌を殺すか増殖を抑える効果があります。適切な抗生物質を選択し、処方された期間通りに使用することが重要です。

患部の清潔化

感染した皮膚部位は清潔に保つことが大切です。適切な洗浄と消毒を行い、傷口や発疹部を清潔に保ちます。

炎症の軽減

炎症がある場合は、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)などが使用され、痛みや腫れを軽減します。

患者の休養

細菌感染の治療中は、十分な休養をとることが重要です。免疫力の回復に時間がかかることもあるため、適切な休息が治療効果に影響します。

感染拡大の予防

感染を他の人や他の部位に広げないよう、手洗いや適切な感染対策を取ることが必要です。

治療法は個々の症状や感染の程度によって異なりますので、医師の指示に従い適切な治療を受けることが大切です。また、抗生物質の過剰使用は薬剤耐性菌の増加につながる可能性があるため、正しい用法を守ることが重要です。

その他

細菌感染による皮膚病は、主に細菌が傷口や毛穴を通じて皮膚に侵入することで起こります。感染を防ぐために、傷口の清潔な処理や適切な手洗いなどが重要です。また、感染が疑われる場合は早めに医師の診察を受け、適切な治療を行うことが大切です。

また、抗生物質の過剰使用は薬剤耐性菌の増加につながる可能性があるため、このままのペースで多剤耐性菌が増え続けると、30年後には年間の多剤耐性菌による死亡者数が新型コロナどころではなく、今の癌による死亡者数を越えると推定されているので、抗生剤の正しい用法を守ることが重要です。

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