異汗性湿疹、多汗症(汗のトラブル)

多汗症の主な症状

多汗症と異汗性湿疹の主な症状をまとめます。

異常に多く汗をかくこと

発汗が通常よりもずっと多く、常に濡れた感じがあります。

対象部位の多様性

主に脇、手のひら、足の裏、額などに多汗症の症状が現れます。

社交場面での不安

多汗症のために衣服が濡れたり、他人に気づかれることで、社交場面での不安が増えることがあります。

温度調節の問題

体温の調節がうまくいかず、寒い時でも多汗症の症状が出ることがあります。

異汗性湿疹の主な症状

皮膚のかゆみ

多汗症による湿った状態が続くため、皮膚がかゆくなることがあります。

発疹や赤み

かゆみにより、皮膚に発疹や赤みが現れることがあります。

炎症

湿疹がひどくなると、皮膚が炎症を起こすことがあります。

悪化するサイクル

湿疹によるかゆみがさらに湿疹を悪化させ、悪循環に陥ることがあります。

多汗症と異汗性湿疹の違い

多汗症は異常な多汗が特徴で、対象部位によって異なる場所で発汗します。一方、異汗性湿疹は多汗症の結果として起こる湿疹で、かゆみや皮膚のトラブルが主な症状です。

多汗症と異汗性湿疹の共通点

両者とも異常な発汗が共通しています。多汗症が原因で異汗性湿疹が発生し、湿疹がかゆみや炎症を引き起こすことがあります。また、適切な治療法の見極めには専門医の診断が必要です。

これらの症状は個人によって異なる場合がありますが、多汗症と異汗性湿疹の違いと共通点を理解し、早めの対処を心がけることが大切です。適切な治療によって症状の軽減や改善が期待できます。

多汗症と異汗性湿疹の主な原因

多汗症と異汗性湿疹の主な原因を以下にまとめます。

多汗症

遺伝的要因

多汗症は遺伝的傾向があることがあります。

自律神経の異常

交感神経が過剰に刺激されることにより、多量の汗が分泌されることがあります。

環境的要因

高温多湿な気候や過度の運動など、環境が多汗症を引き起こすことがあります。

異汗性湿疹

汗の刺激

汗が皮膚に異常な刺激を与え、湿疹が発生することがあります。

湿気と摩擦

湿度の高い環境で摩擦が起こることにより、皮膚が損傷し、湿疹が生じることがあります。

アレルギー反応

一部の人は汗そのものや汗中の成分に対してアレルギー反応を起こすことがあります。

これらの原因が個々の症状にどの程度影響を与えるかは、個人によって異なる場合があります。適切な治療法を見つけるためには、医師の診断とアドバイスを仰ぐことが重要です。

多汗症と異汗性湿疹の主な治療法

多汗症と異汗性湿疹の主な治療法と具体的な薬剤の系統名をまとめます。

多汗症の主な治療法

アンチパースピラント剤

アルミニウム塩を含む制汗剤が一般的です。具体的には、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウムなどの外用剤が含まれます。

坑コリン作動薬

外用により発汗を抑える効果があります。

原発性手掌多汗症治療剤

オキシブチニン塩酸塩のローション(アポハイド®ローション 20%)

原発性腋窩多汗症治療剤

①ソフピロニウム臭化物ゲル(エクロック®ゲル5%)
②グリコピロニウムトシル酸塩水和物(ラピフォート®ワイプ 2.5%)

ボトックス注射

ボツリヌストキシンタイプAを用いて神経に作用し、発汗を抑制するボトックス注射が行われることもあります。

神経切断手術

症状が深刻な場合には、交感神経を切断する手術も考慮されることがあります。

異汗性湿疹の主な治療法

ステロイド軟膏

ステロイド成分を含む軟膏が炎症を抑えるために使用されます。

抗ヒスタミン薬

抗ヒスタミン薬はかゆみを抑える効果があります。

保湿剤の使用

皮膚の乾燥を防ぐため、適切な保湿剤を使うことがあります。

これらの治療法は、個人の症状や状態によって選択されます。専門医の診断と指示に基づき、適切な薬剤が処方されます。早めの治療によって、症状の改善が期待できますが、医師との相談が重要です。

その他

多汗症や異汗性湿疹が自律神経の異常によりおこることがあることに着目して、自律神経のトレーニングをすることによって、軽快する場合があるので、一度、トライしてみるのもいいでしょう。

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